今日、あるローカル線に乗りました。ぼーっと電車に揺られていたら、ふと踏切の音か聞こえました。カンカンとなる音を通過したとき昔のことを思い出しました。
小さい頃に住んでいたところにも、路面電車が走っていました。2両編成の路面電車。走行速度がとても遅いので、一度踏切が閉まってから開くまで、いつも2分以上は待たなくては行けなかったのです。
視界に電車が入ってから通過するまでがとても長く、幼い頃は踏切に引っかかると「ああああああああ〜!!!」とがっかりしていました。
でも今となってはそのノロノロ電車が恋しいです。
踏切の音にこんな記憶をしていたんだなあ、としみじみしました。
2016年10月